「地元に戻って自然に囲まれながら仕事がしたい」
「都内よりも地元でやりたい仕事がある」
「農業や地方ならではの仕事に興味がある」
そう考えている方の中には、富山県にUターン就職と考えている方も多いと思います。
この記事では富山県へのUターン就職にスポットを当て、
- 富山県の魅力や特徴
- 富山県にはどんな職種があるのか
- 富山県就職の支援制度などやメリット注意点
などについて調査し、富山県のUターン就職についてお伝えできればいいなと思います。
富山県のUターン就職において知っておきたいこと
これから富山にUターン就職を考えている方に向けて、富山の雰囲気や特徴、さらに富山ならではの魅力についてお届けできればと思います。
豊かな自然と綺麗なお水
都会の喧騒を離れ、休日に旅行で地方に行き心身共にリフレッシュできた方も多くいらっしゃると思います。
自然の中で過ごすことは、創造力や幸福力、集中力が増すとも言われており、
日々の暮らしの向上に繋がる手段の1つとも言えます。
富山県は北海道、沖縄に次いで植生自然度が全国3位という実績を持っており、本州ではNo.1の豊かな自然に囲まれた生活を送ることができます。
そういった豊かな自然環境と、山々に見事に積もった雪が溶けてできる”水”も、平成の名水百選に富山県内だけで計8件選出されており、全国最多です。
美しく豊かな自然の中、蛇口をひねればいつでも美味しい水が飲める、富山県にはそういった環境が揃っているのです。
様々な面で安心・安全!
富山は生活をしていく上で、治安が良く安心で安全であることも魅力の1つです。
過去30年間の震災回数が全国最小であり、今後30年以内に震度6以上の地震が起こる確率も、東京都が45.8%、神奈川県が78.1%であるのに対し、富山県は11.1%とかなり低い確率であることが分かります。
さらに重要犯罪件数、火災発生件数が共に全国最小、家賃相場に関しても全国の31番目、東京都の半分以下であることも魅力です。
生活環境が安心安全で家賃も安い、こういった理由から富山に移住する若い方がどんどんと増えているのも頷けます。
天然のいけすと称されるほどの魚介の宝庫

1年を通して、旬の味覚を運んでくれる富山湾が県に密接しており、新鮮で美味しい魚介をふんだんに味わえることができます。
有名な特産品としては、鱒寿司やホタルイカ、寒ブリや白エビなどが挙げられ、どれも富山でしか味わうことのできない絶品の魚介類です。
そういった贅沢な海の幸をスーパーで安くて手に入れることができるのも、富山で生活をする上で、利点の1つとなるのではないでしょうか。
富山県にはどんな職種が多い?
富山には現在様々な職種が募集されており、都内では募集されていないような富山ならではの職種も存在しています。
富山県の職員
現在のコロナ禍においても、安定したお給料や、プライベートとの両立を図りやすい、公務員は大変人気な職業です。
富山県では、富山県職員として様々な職種が募集されております。
具体的な職種としては、総合行政、心理、環境、農業、林業、水産、建築、電気、薬剤師、管理栄養士など、富山県の数多くの魅力を支え、未来を創っていくとてもやりがいのある仕事であることは間違いありません。
詳しい実務の紹介や社員インタビュー、採用試験内容等の情報等は富山県職員採用案内サイトで閲覧することが可能です。
株式会社インテック
独立系のSI(システムインテグレーター)企業として知られるインテックは、富山県内に4つの事業所が存在しており、本社が富山に所在してある有名なIT企業です。
株式会社グローバルウェイによって運営されている、富山県内の企業で1番クチコミ情報が記載されているのがインテックです。
ただ新卒採用が多く、中途採用は少ない現状なので、Uターンの就職先としては募集が少ないかもしれません。
株式会社北陸銀行
北海道銀行と共に富山県に本社を置く「ほくほくファイナンシャルグループ」の傘下である北陸銀行も、でキャリコネで多くの口コミが記載されております。
銀行員として更なるステップアップを地方で図りたいという方はもちろん、北陸銀行の採用情報には職務経験不問との記載がありましたので、未経験からも挑戦できる環境が揃っています。
北陸電力株式会社
富山県に拠点を構え、北陸地方のインフラを支える北陸電力でも様々な職種を募集しております。
事務職はもちろん専門職として、電力流通、通信、配電、原子力、土木技術者など、人々の生活を支える責任ある重要な仕事に従事することができます。
三協立山株式会社
富山県高岡市に本社を置き、建材・マテリアル・商業施設事業を行うアルミ建材の業界大手として有名な三協立山株式会社も、キャリア採用として
多くの職種を積極的に受け付けているようです。
東証一部上場企業としての実績とグループ全体で1万人以上の従業員を抱える大企業のため、よりスケールの大きい業務に従事することができそうです。
富山県の賃金の目安は?
【富山の最低賃金】
時間額
効力発生日
適用範囲
849円
令和2年10月1日
富山県下の全ての労働者に適用される
富山県の最低賃金は、令和2年10月1日より849円に改定されます。
都心と比較してみて、東京都が1013円、神奈川県が1011円という現状をみると、富山県の賃金は決して高くないことが分かります。
ただ全国的に見ると、最低賃金の849円は全国で16位(※3)なので、地方の
中では比較的高い賃金形態となっております。
次に平均年収について都内と比較をしてみます。
【富山の平均年収(都内との比較)】
東京 |
富山 |
||
平均年収 |
平均月収 |
平均年収 |
平均月収 |
622.3万円 |
41.0万円 |
447.4万円 |
30.7万円 |
富山の平均年収は447万円で、東京都の平均年収は622万円なので、
東京都の約7割程度の年収になることが分かります。
以上のような結果から、現在都内でアルバイト・正社員で働いている方にとって、富山へのUターン就職する場合に年収ダウンの可能性があるという点も把握しておかなければなりません。
富山県にUターン就職した際の主な交通手段は?
富山では基本的に車が交通手段のメインとなっているようです。
富山県の1世帯当たりの自動車保有台数は全国2位の1.68台で、ガソリン支出量も全国2位であることからも、富山がいかに車社会であるかが分かるでしょう。
さらに富山県は道路整備率が全国1位の76.9%という数字を誇っており、道路がきちんと整備されているため、車で移動することが普通になっているようです。
ただ県内の中心部であれば、市電や100円で乗れるコミュニティバスなどの整備がしっかりと整っており、車の免許を持っていない方でも場所を選べば生活はできる環境は揃っているので、ご安心ください。
富山県へUターン就職の助成金・補助金について
地域の支援制度は、就職、移住先を選ぶ要素の1つになります。
富山のUターンにおける助成金や補助金はどこまで充実しているのでしょうか。
富山県移住支援金制度
この制度は、東京圏23区内に在住している方、もしくは同区内に通勤している方が対象です。
富山県に移住をし移住支援金対象求人に就職が決定した場合に、国や県、市町村が最大100万円の支援金を支給する制度です。
家族で移住した場合には、1世帯あたり100万円、単身で移住した場合には、60万円が支給されます。
通算5年以上東京圏に在住もしくは通勤しているなど支給には条件があります。以下の条件に自身が当てはまっているのか確認してみましょう。
- 1.【移住元】東京23 区の在住者又は通勤者
(住民票を移す直前の10年間のうち、直近1年以上、かつ通算5年以上) - 2.【移住先】富山県内への移住者
- 3. 移住支援金の対象求人に新規就業した方
移住者創業チャレンジ応援事業
この制度は、東京圏23区内から移住し富山に役立つ事業をしたい方や富山の創業して間もない中小企業者を対象に事業計画を募集して、規定の3つの要件を満たしている&審査にクリアをすると、上限200万円の補助金が支給されるという制度です。
規定の3つの要件を具体的に説明すると
- 地域社会の抱える課題を解決できる社会性
- 事業の継続を自立的に行える事業性
- さらにその地域の抱える課題に対するビジネスは存在しているが、そのビジネスだけでは足りない領域を補う、その事業の必要性
上記の3つの要件を全て満たしている必要があります。
Uターンとして富山に戻り、富山が抱える課題解決に向けて奔走したい、という方は、この制度にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
富山県へUターン就職のメリット
ここでは、富山県へUターン就職した時のメリットについて紹介します。
実際に富山へUターン就職をする場合のどのようなメリットがあるのか確認しましょう。
①安心安全で暮らしやすい
前述したように富山は地震の発生率が低く、犯罪件数や火災が少ない環境なので、災害や事件、事故といったリスクを低減させることができ、安心した生活が望めそうです。
そういった環境下で、家賃相場も都内と比較すると半分の額に当たり、
加えて、新鮮で美味しい海の幸をスーパーで安くて手に入れることのできる物価の安さも魅力です。
こういった点から生活費のコストを抑えることができ、自分の自由に使えるお金が増えるのはメリット以外の何物でもありません。
②働きやすさの充実
富山県は前述したように様々な職種が存在し、多様な産業が集積しております。
そのため有効求人倍率が高く、正社員の割合も全国上位を占めており、ワークライフバランスを充実させやすい環境にあるのです。
デザイナーやブロガー、ライターやエンジニアなど、PC1台でどこでも働けるフリーランスの方向けに、富山県南砺市では「さすらいワーク」というものがあります。
「さすらいワーク」は、格安で移住体験施設で泊まりながら、富山県南砺市でしか行えない仕事ができる、という新しい仕事の仕方も提供しています。
そういった多種多様な働き方ができる環境が富山県に揃っています。
③豊かな自然の中でアウトドアを楽しめる
富山は前述したように海に面した地形と、「富山」という名前の由来の1つとして「多くの山が連なり「富める山の国」の意味からとする説」が提唱されているほど、富山には多くの山々が連なっております。
そういった環境にあるので、山では山登りやスキーやスノーボードといったアクティビティを楽しむことができるし、海では釣りやサーフィン、スキューバなどを楽しむことができます。
そういった観点から、インドア派の方もアウトドア派の方も楽しめる恵まれた環境であることが言えます。
富山県へUターン就職の注意点
続いて注意点についてもお伝えしていきます。
自分にとってUターン就職をする際に一番重視している項目はどれなのか、優先順位の確認と、注意点にも目を向けて頭を整理してみましょう。
以下記載の注意点をしっかりと把握することがUターン就職の失敗を極端に少なくすることができます。
①雨や降雪が多く、対策が必要!
富山は年間の雨日数が全国2位になるほど、1年を通して雨の日が多いです。
そのため冬になると寒さで路面凍結を起こして車での移動が困難になったり、加えて冬にはたくさんの雪が降るので、除雪作業や防寒対策が必須になります。
雨や寒さが苦手な方や冬が来るたびに対策をするのが億劫でかなりのストレスを感じるような方は、富山への移住は1度冷静になった方がいいかもしれません。
②車がないと不便
前述したように、富山に住むのであれば車がないと不便になるでしょう。
県の中心部であれば電車・バス等の交通整備がされていますが、中心部ではない地域に住むことになった場合、車がないと買い物や遊びにくことができないなど日常生活に支障をきたす恐れがあります。
免許を持っていない方で、富山の中心部ではない所に移住したいのであれば、免許を取って車を買うといいでしょう。
③消費行動に限りがある
富山では都心と比べて、流行りのショップや可愛いスイーツといったお店が少なく、流行に敏感な若い方にとっては消費行動に限界があるため、休日を引きこもって過ごしてしまう恐れがあり、住みずらい環境にあります。
しかし、メリットの章で記述したように自然が豊かなため、自然が好きな方は富山県にUターン就職・移住が向いています。
ここは押さえておきたい!富山県へのUターン就職のポイント
ここまで富山の魅力やUターン就職のメリット、注意点について触れてきました。
実際に富山にUターン就職する場合は何から始めればいいの?と疑問に持った方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの項目では富山県のUターン就職に関する手引きや実際に移住するまでの流れなどについてまとめてみました。
富山へUターン就職する場合の相談先
富山へUターン就職する場合に、良きサポートをしてくれる相談先についてご紹介致します。
富山くらし・しごと支援センター
こちらは富山へのUターン就職や、移住に関する相談を受け付けてくれる所で、2020年10月現在、完全予約制でオンライン相談もできるそうです。
富山県Uターン情報センター
富山県のハローワークの一拠点に、「富山県Uターン情報センター」という窓口があり、Uターン就職の相談をすることができます。
国の機関が運営しているため、質の良い求人・雇用情報が手に入る可能性が高いです。
富山へUターン就職・移住までの5ステップ
「実際に都内で働くよりも、富山に移住した方が自分にとってメリットがある!」
「Uターン就職でより良い生活を過ごしたい!」
そう考えた方に向けて、実際に移住するためのステップをこれから紹介していきます。
移住するにあたってどれも大事な項目なので、しっかりとチェックしていきましょう。
①移住の目的を整理する
自分の中でまず「なぜ移住するのか」の目的をしっかりと把握・整理しておくことが大切です。
富山の環境下でやりたい仕事がある、富山の抱える課題を解決できるビジネスに携わりたいなど、富山に移住することによって、叶えられる自分自身の人生の目標をしっかりと定めておくことで、嫌なことがあったとしても、逃げずに乗り越えられることができるでしょう。
②家族・恋人に相談し、合意を得る
もしも1人で自由に移住する際は、このステップを踏まずに次のステップに進んでも大丈夫ですが、パートナーや家族がいる場合は別です。
家族は移住することに賛成なのか、自身の移住の目的をしっかりと話し、相手の意見も尊重することが大事です。
これらを前もって話しておかないとトラブルの原因になってしまうので気をつけましょう。
③情報収集と条件のリストアップ
移住する目的に沿った地域を探すために、条件の選定と情報収集はマストです。
上記でご紹介した「とやまUターンガイド」の「富山くらし・しごと支援センター」で相談をしたり、インターネットを活用して、自分の欲しい情報をしっかりと調査→把握しておきましょう。
④現地に行ってみる
条件を選定し、情報収集した上で、「この地域に移住したい!」というステップまで進んだら、実際に現地に行って住むイメージを固めておきましょう。
その際にチェックするポイントとしては、
- 交通の便はどうなのか?
- 近くにスーパーやコンビニなど日用品を帰る場所は?
- そこに住む上での地域行事などは?
などの点についてしっかりと確認しておくべきです。
その情報だけではまだ判断できない、という方という方でも安心。
富山は県外からの移住の推進に力を入れており、うっすらと移住してみたいなという方に向けて、「とやま移住旅行」という現地での仕事と暮らしを体感できるツアーを開催していたり、期間限定でシェアハウスでのプチ移住、富山県南砺市では家具・家電が完備された空き家を格安で借りることができたりと、気軽に移住を体験することができます。
そういったサービスぜひ活用してみてください。
⑤移住先で住む場所・仕事を探す
移住して日々の生活をしていくためには、仕事をしなければなりません。
「富山くらし・しごと支援センター」での個人相談、自力で探したいのであれば、当サイトやインターネットなどを駆使して仕事探しをしましょう。
仕事探しに奔走したら次はお部屋探し。
賃貸であれば、地元の不動産会社に相談したり、購入するのであれば移住先の市町村で移住の支援制度などを確認することをオススメします。
まとめ
富山のUターン就職について解説しました。
富山には豊かな自然と、新鮮で美味しいお水とお魚をいただける恵まれた環境下の中で、安心安全な生活の下、新たなキャリアに挑戦したい方や今までの実績を活かして富山に貢献したい!といった方に素晴らしい環境が存分に揃っております。
都内で働くという選択肢だけでなく、視野を広げて地方で働く、地方に移住するという選択肢もあることを、知っていただけたら幸いです。
富山へのUターン就職を検討中の方は、一度相談会やセミナーに参加するのもおすすめです。
新型コロナウイルスの影響で、オンライン参加ができるところも増えているので、気軽に情報収集するところから始めてみましょう。