沖縄県へのUターン就職とは?メリットや求人状況、支援制度を紹介!

沖縄県へのUターン就職とは?メリットや求人状況、支援制度を紹介!

新型コロナウィルスの影響で外出自粛要請が発令され、都会での暮らしに疑問を感じ始めたビジネスマンが増えました。中には、地元に戻って新しい生活をしたいと考える方もいます。

本記事では、沖縄県へUターン就職をしたいと考えている方に向けて、Uターン転職の仕組み、メリットや求人状況、支援制度について解説していきます

これを読めば、沖縄県のUターン就職について困ることはありません!

そもそもUターン就職とは? ざっくりと解説!

Uターンとは、地方から都会に移住した人が故郷に戻ることです。連休中のニュースでUターンラッシュとよく耳にするのも、都会から故郷に戻る人が多いからです。

就職市場においては、都会で働いていたビジネスマンが故郷に戻って就職をすることをUターン就職と呼びます。
競争が多い都会で培ったスキルを故郷に還元することで、地方の企業に貢献することができます。

故郷での新しい生活に憧れる人は故郷での暮らしを得られ、地方の企業にとっては都会の高いビジネススキルを取り入れられるので、Uターン就職はお互いにとってwin-winの関係になるでしょう。

沖縄県でのUターン就職について、次項で解説していきます。

沖縄県のUターン就職について

沖縄県のUターン就職市場についてですが、新型コロナウィルスの前と現在の両方の解説をしていきます。その理由は、Uターン就職市場が大きく変わってしまったからです。

新型コロナウィルス前は、Uターン就職市場は活気に満ちていました。

その理由は、IT企業を中心とした県外の企業が次々と沖縄県内に投資をしていたからです。

沖縄タイムスプラスの記事によると、2017年1月時点で沖縄県内に立地したIT企業は、前年比で10.3%増えて427社になりました。雇用者数も5.3%増え、28,045人まで増えています。

都会のIT企業に勤務していたビジネスマンは、沖縄県へUターン就職する際にスキルを活かしやすいので、他の業種よりも人気がありました。

しかし、新型コロナウィルスの影響が出てからは、沖縄県の景気が一気に悪化します。

沖縄県は観光産業が盛んなので、外出自粛によって観光客が激減したことが景気悪化の主な原因です。沖縄タイムスプラスの記事によると、2020年6月の有効求人数は、前年同月比で37.8%減り、18,399人でした。IT産業でも有効求人数が前年同月比で41.3%減り、457人に留まりました。

それでも産業別で見ると、IT企業の有効求人数は小売業の499人に次ぐ2位なので、沖縄県でのUターン就職を考えている方にとって、IT企業は有力な就職先の候補となるでしょう。

その他にも、沖縄県にはUターン就職をするメリットがあります

沖縄県におけるUターン就職の3つのメリットとは?  

沖縄県でUターン就職をする3つのメリットは、以下の通りです。

  1. 人口増加で景気が上向き
  2. 過ごしやすい環境
  3. 家賃と生活費が安い

それぞれについて、次項で詳しく解説していきましょう。

①人口増加で景気が上向き  

帝国データバンクの調査によると、沖縄県の2017年5月の景気動向指数は59.9となり、3年4ヶ月連続で全国1位でした。
全国平均が46.5だったことを考えると、かなりの好景気だと言えるでしょう。

現在は新型コロナウィルスの影響で一時的に落ち込んでいますが、再び観光ができるようになれば景気はすぐに上向きとなると予測できます。

沖縄県の景気が良い理由は、人口増加にあります。日本では、地方を中心に人口減少が始まっていますが、沖縄県だけは毎年少しずつ人口が増加していました。国勢調査による2010年の沖縄県の総人口は1,392,818人でしたが、2020年8月では1,458,086人に増加しています

総務省の統計によると、沖縄県の人口増加率は東京都に次ぐ全国2位でした。

②過ごしやすい環境 

沖縄県の魅力と言えば、美しい自然です。青い海を見に行くのも良し、木々の中でのんびり過ごすのも良し、全てはアナタ次第です。

那覇市や北谷町などでは、飲食店をはじめ多くのお店があるので、生活するうえで不自由さは感じません。バスやモノレールも充実しているので、都市の中心部では車がなくても生活できます。

平日は仕事を頑張って、週末は綺麗な海を見ながらお酒を飲んだり泳いだりもできます。また、沖縄県ならではの個性的な建造物やアメリカ人向けのオシャレなお店が多いのも魅力です。

③家賃と生活費が安い

沖縄県のもう一つの特徴と言えば、生活費が安いことです。
那覇市の1Kの家賃相場は50,000円、1LDKでも71,000円でした。
これは、都心部の1Rよりも安いのではないでしょうか。

共同生活や同棲を考えている方は、2LDKのお部屋がおすすめです。那覇市では2LDKでも83,000円が相場なので、折半すれば格安で住むことができそうです。光熱費は都心部と比べて大きな差はありません。しかし、毎月の家賃が半額程度に下げられると考えれば、Uターンを検討する価値はあるでしょう。

そうは言っても、自力で沖縄県へUターン就職するのは大変です。そこで、支援制度や情報収集の仕方について次項で解説しましょう。

沖縄県へUターン就職する際に活用できる支援制度を紹介します!

沖縄県へUターン就職するための支援制度や情報サイトをまとめました。

これらの支援制度や情報サイトについて、詳しく解説していきます。

支援制度について

まず、行政の支援制度ですが、沖縄県の就職や転職に関する県からの支援制度はありませんでした。

直接の就職支援ではありませんが、国頭村などの一部の地域では、新たに農業を始める際に年間最大で150万円の支援金がもらえます。

久米島では、新郎と新婦どちらかが久米島町に住所登録をして町内で結婚式を挙げると、最大で50万円の補助金が出ます。このように自治体ごとに支援金や補助金を用意しているので、引越し先を検討する際に確認してみてください。

沖縄UIターン就職サポートセンターは、沖縄県内の人手不足を解消するために始まった県内企業人材確保支援事業です。サポートセンターは沖縄県、東京都、大阪府の3ヵ所にあります。沖縄県内企業の就職相談窓口、沖縄県内企業とのマッチング、沖縄県へのUターン就職や移住に関するメディア「りっか沖縄」の運営などを行っています。

沖縄県キャリアセンターは、沖縄県内への就職支援機関です。学生から一般求職者向けに、就職相談、セミナー、小規模求人説明会、業界研究などの情報を発信しています。メールでのカウンセリングにも対応しているので、沖縄県へのUターン就職や移住に関する悩みがある方は相談してみるとよいでしょう。

沖縄県へUターン就職する際の注意点とは? 

沖縄県でのUターン就職での注意点は、以下の2点です。

  • 収入が低くなる可能性がある  
  • 都市部は家賃が高い

収入が低くなる理由と家賃について、詳しく解説していきましょう。

収入が低くなる可能性がある  

沖縄県民は昔から年収が低いと言われていました。
厚生労働省の発表によると、2014年から2018年の沖縄県民の現金給与総額平均は、275,251円です。

全国平均の367,109円と比較すると、やはり収入は低いと言えます。最低賃金を見てみると、2019年の沖縄県の最低賃金は790円です。こちらも全国平均の901円と比較すると低いですね。

そのため、都会からUターン就職をすると、収入は下がってしまう可能性があります。沖縄県への移住を成功させるためには、生活費を抑える意識が必要でしょう。

都市部は家賃が高い

沖縄県は都会と比べて家賃が安いと説明しましたが、都市部は例外です。那覇市の中心部では、思ったほど家賃が安くなかったという声も聞きます。

那覇市の1LDKの最高値は13万円、2LDKの最高値は25万円でした。
最新のマンションとは言え、安いとは言い切れませんね。

那覇市はモノレール駅の近くや中心地の地価が上昇しているので、家賃も徐々に値上がりしていました。

そして、物件によっては那覇市と同じ家賃相場と言われているのが、北谷町です。北谷町は娯楽施設や店舗が多いことから移住者に人気の町になっています。

実際の求人情報を確認しながら、住む地域を絞っていきましょう。

実際の沖縄県の求人状況は?  

沖縄県へUターン就職をする際に一番気になるのは、やはり求人状況です。現在の求人状況と就職先の人気ランキングを確認してみましょう。

現在の求人状況  

現在の求人状況は、新型コロナウィルスの影響で厳しくなっています。沖縄県の発表によると、2020年5月の沖縄県内の完全失業率は、3.4%でした。前年同月比で0.7%悪化しています。全国平均の2.9%と比較すると、厳しい求人状況だと言えるでしょう。

沖縄労働局のデータによると、2020年6月の正社員の有効求人倍率は減数率で0.39倍でした。求職者1人に対して求人が1件以下なので、求職者同士の競争が激しくなっています

沖縄県は観光産業を中心に発展してきました。そのため、新型コロナウィルスの影響が色濃く反映されているとも言えます。以前は県外のIT企業からの投資が活発に行われており、Uターン就職市場にも活気がありました。言い換えると、アフターコロナの時代には、再び沖縄に資金と人材が集まってくる可能性が十分にあります。

人気就職先ランキング

最後に、沖縄タイムスプラスに掲載されていた、就活生を対象にした沖縄県での人気就職先ランキングトップ10を紹介します。

  1. 沖縄銀行
  2. サンエー
  3. JAおきなわ
  4. 琉球銀行
  5. 大同火災海上保険
  6. 琉球光和
  7. 光貴
  8. ANA沖縄空港
  9. 日本トランスオーシャン航空
  10. 沖縄セルラー電話

昨年まで6年連続1位をキープしていた大手スーパーのサンエーを抜いて、今年は沖縄銀行が首位を獲得しました。沖縄銀行は昨年は5位だったので、大躍進と言えます。銀行、保険、通信に人気が集まっていることがデータから読み取れますね。

次に、ソーシャルバンクZAIZEN株式会社が調査した、2019年度の沖縄県内企業の売上高ランキングトップ20を紹介します。

  1. 沖縄電力
  2. サンエー
  3. 沖縄徳洲会
  4. イオン琉球
  5. 沖縄ファミリーマート
  6. りゅうせき
  7. 沖縄セルラー電話
  8. 金秀商事
  9. サンシャイン
  10. ピータイム

就活生の人気ランキングに入ってた企業もありますが、食料品関連、遊技場、エネルギー関連の企業が上位を占めていました。

IT企業はベンチャー企業が多いので、売上高ランキングには入っていませんでした。それでも、Uターン就職をするうえでは、都会で培ったスキルを活かせるIT企業がおすすめです。

外出自粛要請を経て、満員電車で通勤する都会のビジネスマンは日常に疑問を持つようになりました。中には、早々に地方へ本社を移転する企業も出てきています。

さらに、急速なリモートワークの広がりで、IT企業は全国から求人募集を募れるようにもなりました。近い将来、沖縄県にUターンしながら都会の会社に籍を置くことも可能になるかもしれません。

上記を踏まえると、沖縄県でUターン就職を考えているビジネスマンにとって、これからの社会情勢は追い風に変わってくるでしょう。

まとめ

沖縄県のUターン就職市場は、県外企業からの投資の後押しもあり活気に溢れていました。

現在は新型コロナウィルスの影響でUターン就職市場は低迷していますが、それまでのUターン就職市場を考慮すると、再び沖縄県に人と企業が集まってくる日が戻ってくると予想されます。

沖縄県へのUターンは、都会でのスキルを活かせる、生活費を下げられる、のんびり暮らせるなどのメリットがあります
その反面、収入が下がってしまう可能性がある、場所によっては家賃が高騰しているなどの注意点もあります。

Uターン就職を考えている方は、十分に現地の情報収集と求人情報を確認しておきましょう

情報収集には、沖縄UIターン就職サポートセンター、沖縄県キャリアセンターを使うと仕事面だけでなく現地の生活に関する情報も得られます。

沖縄県の今を知って、Uターン就職の計画を立ててみてください。

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