山形県へのUターン就職とは?メリットや助成金、注意点について紹介!

山形県へのUターン就職とは?メリットや助成金、注意点について紹介!

「都会を離れて山形でのびのびと暮らしたい…」

「山形の美味しい食べ物や、良い温泉に思う存分浸かりたい…」

そんなあなたには、Uターン就職が向いてると思います。

この記事では、山形県にスポットを当てて、山形Uターン就職の魅力をお伝えしていきます。

山形県のUターン就職について

新型コロナウイルスの影響で、Uターン就職を希望する20代が増加しています。

大きな社会的混乱が起こると、人生の価値観に少なからず影響を与え、『社会貢献』や『人の役に立ちたい』といった意識が高まります。

その結果、仕事を選ぶ際に『収入』『地位や名声』よりも、『生きがい』『人の役に立つ』『家族』を重視する傾向があります。

リモートワーク、テレワークも増え、在宅勤務を推進する企業も増えています。

4月から都内の大学に進学予定だった新入生が、コロナ禍の影響で数か月経った今でも大学に1度も行ったことがなく、地元でリモート授業を受けてるのも珍しくありません。

以上のことから、山形へUターン就職を希望する20代若者が増えています

Uターン就職とは

Uターン就職とは、大学進学や就職で地元を離れその居住エリアに移住したのち、自分が生まれ育った地元に戻って就職することです。

地元から離れて勉強やスキルアップした後に、『地元で暮らしたい』『友達、両親のそばで暮らしたい』『地元を活性化させて地域貢献したい』などが主な理由です。

Uターン就職者には助成金制度もあるので、企業としても採用することでメリットがあります

そもそも助成金・補助金をざっくり解説!

助成金とは?

助成金とは、国や地方自治体が事業者を支援のために交付するお金です。

厚生労働省によるものが多く、人材育成や雇用の増加、労働環境の改善を行う事業者への支援金が主です。

補助金とは?

補助金とは、口の政策目標を実現する為に、その政策目標に沿った事業を行う事業主に交付するお金です。

財源が税金なので、使い道がハッキリしています。

補助金は基本的に狭き門で、予算や交付件数が決まっています。そのため、申請してもなかなか交付されないことがあります。

予算決定後、1か月程度の期間で公募が行われるので、見逃してしまうケースが非常に多いです。

山形県へのUターン就職の助成金・補助金について

山形県のUターン就職における助成金

Uターン就職山形の助成金でいうと、交通費が1人2回まで上限20,000円が支給されたり、就業時の年齢が40歳未満の倍に1人あたり10万円(家族で転入した場合1世帯の限度額30万円)が支給される制度があります

自治体によって、助成金の内容は変わってきます。

山形県におけるUターン就職の補助金

現在山形県では、Uターン就職希望者を対象に交通費の一部を助成しています。

対象経費の2分の1(100円未満切り捨て)または、1万円のいずれかの低い額(1人につき2回まで)を支給しています

面接に行くまでにかかった交通費の一部を、補助してくれるということです。

山形県におけるUターン就職のメリット

これから山形へUターン就職を考えてる方に、山形へUターン就職をするメリットを紹介します。

山形は、食べ物が美味しく、温泉や観光スポットにも恵まれています。

ラーメン消費量日本1のラーメン王国山形

山形は、ラーメン消費量が日本1の県です。

1、山形市 16,318円

2、新潟市 11,707円

3、福島市 11,188円

(全国平均 6,039円)

参照:ヤフーニュース

山形は美味しいラーメン屋さんが多く、子どもからお年寄りまで好んでラーメンを食べる傾向があります。

また冷やしラーメンも山形が発祥で、真夏の暑い時期でもラーメンの消費が落ちないと言われています。

山形ラーメンの特徴は、地元の素材を生かしたコクのあるラーメンです。

鳥中華など、そば屋ならではのかつおベースの和風の中華そばや、ニンニクをたっぷり使ったら辛味噌ラーメン、素材の味を生かした醤油ラーメン、昔ながらの優しい家庭の味ラーメンなど全て美味しいです。

情熱大陸で鶴岡の超大人気店琴平荘が特集されたこともあり、全国からラーメン好きがわざわざラーメンを食べにくるほどです。

しかし、豚骨ラーメンだけは、山形であまり流行ってないのも特徴です。

日本で唯一全市町村に温泉がある県

山形県は、全国で唯一全市町村に温泉があります。

温泉の料金も安く、300円代で源泉かけ流し100%の温泉に浸かれることも珍しくありません。

温泉の種類も豊富で、蔵王の硫黄温泉や、臥龍温泉のヌルヌル温泉、百目鬼温泉の塩風呂、海老鶴温泉の炭酸風呂など、町中にある温泉でも泉質が非常に良いです。

絶景な秘湯温泉もあるので、休みの日は秘湯温泉めぐりをしてる山形県民もいるほどです。

全国からわざわざ山形の温泉に浸かりに来る人もいます。

また、銀山温泉は世界的にも有名で、海外観光客も多いです。

千と千尋の神隠しのモデルにもなった温泉街とも言われています。

冬には雪が降って、神秘的な景色になります。

食べ物が日本一美味しい

山形の食べ物は1つ1つのレベルが高く、日本1食べ物が美味しい県でもあります。

さくらんぼと言えば山形というのは常識ですが、りんごや梨、桃、シャインマスカットなど全ての果物が美味しいです。

お米は、つや姫、雪若丸。

お肉は山形牛、蔵王牛、飯豊牛、米沢牛など全国的にも有名な食べ物が揃っています。

日本一美味しい鍋に選ばれた芋煮や、サバ缶と麺つゆを混ぜたひっぱりうどんなど、独特の山形料理もあります。

見た目は0点味100点と言われてる山形のひっぱりうどんです。

ケンミンショーでも山形の食べ物が出ると、出演者が美味しい美味しいと言って食べるのが印象的です。

なぜ山形の食べ物が美味しく育つのかその秘密は、山形の寒暖差にあります。

山形は盆地なので、昼は暑く夜はヒンヤリします。

植物にとって涼しい夜というのはとっても良い環境です。

昼に溜め込んだ光合成のエネルギーを、夜にゆっくり休むことができるので食べ物が美味しく育ちます。

海外から観光客が来る観光スポットがたくさんある

山形は山寺や蔵王の樹氷などの観光スポットにも恵まれていて、日本中、世界中から観光客が訪れる観光スポットがたくさんあります。

海外ではスノーモンスターと呼ばれている樹氷。

今では日本人より、中国人の観光客の方が多くなってしまった観光スポットです。

松尾芭蕉の俳句『閑かさや岩にしみ入る蝉の声』で有名な山寺や、羽黒山五重塔、世界1のクラゲ加茂水族館、トトロの木など面白い観光スポットもあります。

山形県民は遊ぶ所がないというのが口癖なんですが、探せば山形県民でも知らなかったり行ったことない観光スポットがたくさんあります。

山形県におけるUターン就職のデメリット

都会は便利、田舎は不便というイメージがありますが、山形でも都会な所は都会で田舎な所は本当に何もないほど田舎です。

便利だとか不便だとかは住む場所によって違うので一概に言えないんですが、ここでは山形におけるUターン就職のデメリットをお伝えします。

都会暮らしに慣れてるとギャップが大きい

都会だと少し歩けば、コンビニやスーパーなど色々なお店がありますが、そんな環境に慣れてると田舎暮らしではギャップが大きいです。

田舎では、歩いて出かけることが少なく、主に車を使うことになります。

歩いてでかけたとしても、都会と比べ電車やバスの本数も少なく、お店とお店の距離も離れてることが多いので大変です。

移動の手間暇などを考えると車は必需品だと思いますが、山形市に住めば自転車移動でも生活できます。

冬が寒く豪雪地帯がある

山形は雪国なのでどこでも雪が積もるんですが、住む場所によって雪の量が全然変わってきます。

山形市は雪が少ない方なんですが、米沢は山形市とは桁違いに積もるので、雪に慣れてない方は衝撃を受けます。

真冬の1日は、駐車場の雪かきから始まるのでいつもより1時間、ひどいと2時間早く起きて雪かきをしなければなりません。

家の雪かきが終わり、会社に出社しても今度は会社の雪かきをしなければなりません。

男性の方は力があるのでまだいいですが、女性の方は体力的にすごくきついです。

寒さに関しては寒いことは寒いんですが、風が吹かない地域では防寒をすればそこまで寒くないです。

しかし、近年の異常気象で2020年の冬は全く雪が降らなく、山形市では1回も雪かきをしない家庭が多いという冬でした。

住んでる人にとっては暮らしやすい冬でしたが、雪が降らないことでスキー場に人が集まらなかったり、作物の育ちに変化が出るので、降らな過ぎて困る人たちもたくさんいます。

今後も暖冬は続きそうなので、雪かきをしなくても良いという意味では、冬でも暮らしやすくなりそうです。

家賃が意外と安くないし水道料金が高い

都会よりはもちろん安いんですが、山形という田舎な割に山形市の家賃が高いです。

  • 東京都の平均家賃 9.7万円
  • 山形市家賃相場  5.38万円
  • 仙台市宮城野区  5.30万円

仙台と比べて、家賃がそんなに変わりない傾向にあります。

山形クラスの田舎なら、全体的にあと5,000円は低くても良いと思います。

山形の家賃は意外と安くないです。

水道料金が高いのもデメリットです。

山形市では、蔵王ダム、最上川、寒河江ダムの3つを水源として水道水を供給しています。

施設の立地状況や、費用によって浄水処理にかかる経費がそれぞれ異なるので、田舎だから水道料金が安いということではありません。

給料が低い

都会に比べて山形県の給料は低いです。

東京都の平均年収は438万円に対して、山形県の平均年収は376万円万円で全国42位の低さです。

東京都と比べて62万円も低いです。

山形県のUターン就職相談先

山形でのUターン就職相談は、都内で相談会を行ったり、リモートで面談を行ってる企業や団体があります。

山形までわざわざ移動しなくても良いので、簡単に情報収集ができます。

この項目では、山形のUターン就職先についてまとめました。

山形県Uターン情報センター

山形県Uターン情報センターの窓口は東京都内2か所にあります。

山形県Uターン情報センターは、首都圏等県外に住んでて、山形県へのUターン就職を考えてる人からの相談を受ける専用窓口です。

専門スタッフが、地元企業や首都圏大学などの関係者と連携し『山形に戻って働きたい』という学生や社会人の相談に応じます。

都内在住で、山形へUターンしたいという方にオススメです。

山形就職ドットコム

山形就職ドットコムでは、山形でUターン就職したい人の気持ちや状況に応じ、必要なサポートや情報提供をしてくれるサービスです。

相談方法は3つあり、直ぐに相談、東京で会って相談、山形に帰省時にあって相談があります。

しかし新型コロナウイルスの影響もあり、東京で会って相談が今ではオンライン面談に対応しています。

公式サイトには、山形へのUターン就職体験記もあるので興味がある方は一度読んでみましょう。

やまがた暮らし

山形県のUターン就職や移住情報、暮らしに特化しているサイトです。

山形県のイベントを特集してくれたり、移住者の声、インタビュー動画を掲載してくれたり、山形への移住の際に参考になります。

就農や地域おこし協力隊など、山形を盛り上げる仕事を紹介してくれるのも特徴です。

各県内ハローワーク

各県のハローワークでも、山形へのUターン就職の相談が可能です。

国が運営している求人情報や、雇用情報を紹介してもらえるので安心感があります。

Uターン就職を希望している方は、まずは近くのハローワークで求人を見たり情報を収集するのもオススメです。

まとめ

山形のUターン就職について解説しました。

山形は、ラーメンが美味しく温泉も日本で唯一全市町村にあり、食べ物も美味しくて移住するには良い環境です。

観光スポットにも恵まれているので、休日の日はお出かけが楽しくなります。

今の所大きな災害もなく、場所にも恵まれストレスなく豊かにのんびり暮らせると思います。

さくらんぼの時期は、どこかしらでさくらんぼが食べられるので一度食べてみて下さい。

山形へのUターン就職を検討中の方は、一度説明会やwebセミナーに参加するのもオススメです。

リモートでの説明会や相談会も増えているので、気軽に情報収集ができます。

この機会に、山形へUターン就職して移住してみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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